ニュース

2024/10

元JRA学生の尚程さんが10月1日に特別研究員として加入し、引き続き当チームで研究を行なっていくことになりました。

2024/09

9月21日から29日にかけてギリシャのハニアで開催された21st International Workshop on Pseudo-Hermitian Hamiltonians in Quantum Physics (PHHQP-XXI)の国際会議で、尚程さんが” Topological Quantum Batteries”に関する招待講演を行いました。

9月9日から13日にかけて沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催された19th Theory of Quantum Computation, Communication and Cryptography (TQC2024)で木村裕介さん、Donghoon Kimさん、尚程さんがそれぞれ” Clustering theorem in 1D long-range interacting systems at arbitrary temperatures”, “Thermal Area Law in Long-Range Interacting Systems”, “Equivalence between operator spreading and information propagation”に関するポスター発表を行いました。

また、” Clustering theorem in 1D long-range interacting systems at arbitrary temperatures”の発表はOutstanding posterに選出されました(19/420が選出)

Achutha Rakeshさん、Donghoon Kimさん、木村裕介さん、桑原による論文” Efficient Simulation of 1D Long-Range Interacting Systems at Any Temperature”がarXivで公開されました。

2024/08

8月26日から30日にかけて北海道大学で開催された24th Asian Quantum Information Science Conference (AQIS2024)でDonghoon Kimさんが” Thermal Area Law in Long-Range Interacting Systems”に関するポスター発表を行いました。

http://aqis-conf.org/2024/wp-content/uploads/2024/08/Aug27-UploadAUg9.pdf

元チームメンバーのTan Van Vuさん、桑原、齊藤圭司さん(京大)らによる共同論文“Fidelity-dissipation relations in quantum gatesFidelity-dissipation relations in quantum gates”がPhysical Review Researchに出版されました。

2024/07

大学院生リサーチ・アソシエイト(JRA)の尚程さんが7/16に博士審査を終え、無事博士号を取得しました。
[博士論文タイトル] Operator Analyses of Open Quantum Systems (開放量子系の作用素解析)

桑原による論文” Clustering of conditional mutual information and quantum Markov structure at arbitrary temperatures”がarXivで公開されました。

Donghoon Kimさんが京都大学で開催された”Frontiers in Non-equilibrium Physics 2024”に参加しました。

Achutha Rakeshさんが2ヶ月のインターンを無事終えて、インドに帰国しました。

理研RQCで開催されたRQC Summer Session 2024で、木村裕介さんとAchutha Rakeshさんがそれぞれ
”Clustering theorem in 1D long-range interacting systems at arbitrary temperatures”と” Efficient simulation of 1D long-range interacting systems at arbitrary temperatures”に関するポスター発表を行いました。

コロラド大学ボルダー校からXun Gao氏が7/3-7/4にかけて当研究室を訪問しました。

2024/05

木村裕介さんが理研iTHEMSで“Black hole graviton and quantum gravity”に関するセミナー発表を行いました。

インドのインド工科大学ヴァーラーナシー校からRakesh Achuthaさんが5/14-7/13にかけて当研究チームにインターン生として滞在します。

名古屋大学の加藤晃太郎さんが当研究チームに5/8-10にかけて滞在されました。

JRA学生の尚程さんの論文” Topological Quantum Batteries”がarXivに公開されました。

桑原とテュービンゲン大学のMarius Lemm氏による共同論文” Enhanced Lieb-Robinson bounds for a class of Bose-Hubbard type Hamiltonians”がarXivに公開されました。

2024/04

桑原が学術変革A「極限宇宙」の4月循環ミーティングで” Clustering of conditional mutual information and quantum Markov structure at arbitrary temperatures”に関するセミナーを行いました。

Donghoon Kimさんが東京大学羽田野研究室で” Thermal and Spatial Entanglement of Exotic Quantum Impurity Systems”に関するセミナーを行いました。

JRA学生の尚程さんの論文” Resonance-dominant optomechanical entanglement in open quantum systems”がPhysical Review Appliedに掲載されました。

桑原、Donghoon Kimさんと京都大学の齊藤圭司氏による共同論文” Thermal Area Law in Long-Range Interacting Systems”がarXivで公開されました。

Tan Van Vuさんが京都大学の基礎物理学研究所に准教授として栄転されました。

2024/03

東京大学で開催されたSQAI-NCTS Workshop on Tensor Network and Quantum Embedding でDonghoon Kimさんが” Thermal and Spatial Entanglement of Quantum Impurity Systems”に関する講演を行いました。

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SQAI-NCTS Workshop on Tensor Network and Quantum Embedding SQAI-NCTS Workshop on Tensor Network and Quantum Embedding

桑原、Tan Van Vuさん、京都大学の齊藤圭司氏による共同論文” Effective light cone and digital quantum simulation of interacting bosons”がNature Communicationsに掲載されました。

Nature
Effective light cone and digital quantum simulation of interacting bosons - Nature Communications Studying bounds on the speed of information propagation across interacting boson systems is notoriously difficult. Here, the authors find tight bounds for both ...

プレスリリース “量子もつれの伝達速度限界を解明”

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量子もつれの伝達速度限界を解明 理研らの共同研究チームは、相互作用するボーズ粒子系において量子もつれが伝達する速度の限界を理論的に解明しました。

桑原、木村裕介さんによる共同論文” Clustering theorem in 1D long-range interacting systems at arbitrary temperatures”がarXivで公開されました。

Tan Van Vuさんが「量子非平衡系の制御に関わるエネルギーコストと速度に関する普遍的関係の解明」の成果で2023年度の桜舞賞(理研研究奨励賞)を受賞しました!今年はRQCセンター全体からVuさん含め2名が選出されました。

Tan Van Vuさんが米国ミネアポリスで開催されたAPS March Meeting 2024で招待講演を行いました。

韓国のKAISTで博士号を取得したDonghoon Kimさんがチームに加入しました。

木村裕介さんが科研費基盤研究Cに採択されました。”量子情報理論による相転移点近傍の複雑性解析と量子コンピュータへの応用”

桑原が研究分担者として科研費基盤研究Sに採択されました。”中規模量子コンピュータによるセキュアな分散型量子計算の基盤創出”

2024/02

桑原がSimons Institute of Theoretical Computingで開催された長期滞在型プログラム”Quantum Algorithms, Complexity, and Fault Tolerance”に参加しました。

Simons Institute for the Theory ...
Quantum Algorithms, Complexity, and Fault Tolerance This program brings together researchers from computer science, physics, chemistry, and mathematics to address current challenges in quantum computing, such as ...

理研JRAの尚程さんが主催者の一人として、Stat&QuantPhys Winter School 2024 (SQP2024)を開催しました。

森本超短パルス電子線科学理研白眉研究チーム、加藤ナノ量子フォトニクス研究室、当研究室との合同でCPRプロジェクトのKickoff meetingの合宿を行いました。桑原チームからは、桑原、木村裕介さん、Tan Van Vuさん、尚程さん、西川秀明さんの計5名が参加しました。

2024/01

台北のTaipei International Convention Centerで行われたThe international conference on Quantum Information Processing (QIP2024)に桑原、尚程さん、Tan Van Vuさんの3人が参加しました。尚程さんが”Equivalence between operator spreading and information propagation”に関するポスター発表を、Tan Van Vuさんと桑原がそれぞれ“Unifying speed limit and Lieb-Robinson bound: Wisdom from optimal transport”と” Clustering of conditional mutual information and quantum Markov structure at arbitrary temperatures”に関する口頭発表を行いました。

2024/12

Tan Van Vuさんの”  Thermodynamic Unification of Optimal Transport: Thermodynamic Uncertainty Relation, Minimum Dissipation, and Thermodynamic Speed Limits”の論文が、2023年におけるPhysical Review X誌のMost downloaded papersの一つに選ばれました。

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Tan Van Vuさんが東京大学羽田野研究室で” Speed limits meet optimal transport: Applications in quantum many-body systems”に関するセミナー発表をしました。

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羽田野研究室セミナー 東京大学生産技術研究所 羽田野研究室のホームページです。当研究室では物性理論、特に「物性基礎論」を中心に研究しています。

当研究室で15日にクリスマスパーティーがもたれました。

2023/11

桑原がKITPで開催された長期滞在型プログラム” Out-of-equilibrium Dynamics and Quantum Information of Many-body Systems with Long-range Interactions”に参加し、” Optimal light cone and digital quantum simulation of interacting bosons”に関する招待講演を行いました。

2023/10

尚程さんが、中国の北京で開催された5th International Symposium on Quantum Physics and Quantum Information Sciences (QPQIS-2023)の国際会議で、”Equivalence between operator spreading and information propagation”に関するポスター発表を行い、最優秀ポスター賞を受賞しました。

京都で開催されたSTSフォーラムのYoung Leaders Programに桑原が参加しました。

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2023/9

桑原が京都の基礎物理学研究所で開催された長期滞在型プログラム” Quantum Information, Quantum Matter and Quantum Gravity”に参加し、”Optimal light cone and digital quantum simulation of interacting bosons”に関する招待講演を行いました。

2023/8

韓国のKAISTから来られたDonghoon Kimさんが当研究室を訪問し、“Entanglement and Screening Cloud in Exotic Quantum Impurity Systems”に関するセミナー発表を行いました。

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RQC Seminar | RIKEN QUANTUM COMPUTING The RIKEN Center for Quantum Computing (RQC) explores the frontier of quantum technologies through the research and development of quantum computers as innovati...

フランスのUniversité Paris-Saclayから来られたVanja Maricさんが当研究室を訪問し、“Universality in the tripartite information after global quenches”に関するセミナー発表を行いました。

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東京大学で開催されたSTATPHYS28で桑原とTan Van Vuさんが参加し、それぞれ

“Geometric bounds on heat engines”

STATPHYS28/Confit
STATPHYS28/Geometric bounds on heat engines STATPHYS28,Geometric bounds on heat engines

“Exponential clustering of bipartite quantum entanglement at arbitrary temperatures”

STATPHYS28/Confit
STATPHYS28/Exponential clustering of bipartite quantum entanglement at arbitrary temperatures STATPHYS28,Exponential clustering of bipartite quantum entanglement at arbitrary temperatures

に関して口頭発表を行いました。

2023/7

Tan Van Vuさんがオーストリアのウィーンで開催された国際会議Annual conference on quantum thermodynamics (QTD2023)に参加し、” Geometric characterization for cyclic heat engines far from equilibrium”に関する招待講演を行いました。

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ポルトガルのUniversity of Aveiroで開催されたThe Theory of Quantum Computation, Communication and Cryptography (TQC2023)で木村裕介さんが” Efficiency-guaranteed protocol of simulated quantum annealing”に関するポスター発表を行いました。

2023/4

東京大学羽田野研究室の博士3年生の尚程さんが大学院生リサーチ・アソシエイト(JRA)としてチームに加入しました。

2023/3

桑原が“有限温度量子もつれの普遍法則の解明”の業績で理研梅峰賞を受賞しました。

2023/2

慶應義塾大学齊藤研究室の博士研究員のTan Van Vuさんが特別研究員としてチームに加入しました。

ベルギーのGhent Universityで行われた26th Conference on Quantum Information Processing (QIP2023)において、桑原が” Optimal light cone and digital quantum simulation of interacting bosons”に関する口頭発表を行いました。

2023/1

東京工業大学西森研究室の博士研究員の木村裕介さんが研究員としてチームに加入しました。

2022/12

桑原がThe 47th Quantum Information Technology Symposium (QIT47)で”Sample-efficient Hamiltonian learning of quantum many-body systems”に関する招待講演を行いました。

2022/11

慶應義塾大学齊藤研究室の修士2年生の西川秀明さんがパートタイマーとしてチームに加入しました。

桑原が理化学研究所で開催された2022年度 RANS シンポジウムで”量子もつれのクラスタリング定理”に関する招待講演を行いました。

(Indico)
2022年度 RANS シンポジウム ついに始まった中性子現場利用 - 中性子のものづくり・インフラ産業での利用と...  理化学研究所では、「いつでもどこでも中性子」利用を目指して、現場のニーズに合わせたコンパクトな中性子源計測システムというコンセプトのもと、複数の小型中性子源シ...

2022/9

オンラインの国際会議Stat&QuantPhys Autumn School 2022 (SQP2022)で桑原が講師として“Lieb-Robinson bound and its applications”についての講義を行いました。

2022/8

理化学研究所のクローズアップ科学道2022に桑原の“「量子もつれ」における重大な性質を新発見”に関する記事が掲載されました。

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「量子もつれ」における重大な性質を新発見 現在、世界各国で研究開発が進められている量子コンピュータ。量子計算をする上で不可欠なものに「量子もつれ」という物理現象があります。

2022/7

名古屋大学のFrancois Le Gall研究室で、桑原が”Sample-efficient Hamiltonian learning of quantum many-body systems”に関するセミナー発表を行いました。

2022/6

学習院大学数理物理学セミナーで、桑原が” 任意温度における二者間エンタングルメントのクラスタリング”に関するセミナー発表を行いました。

2022/4

東京大学の物性研究所で、桑原が“量子ハミルトニアン学習のサンプル複雑性”に関するセミナー発表を行いました。

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量子ハミルトニアン学習のサンプル複雑性 | 物性研究所 東京大学附置の共同利用・共同利用・共同研究拠点。実験と理論の連携により、物性科学を総合的に推進する研究所です。

理研のプレスリリースに“有限温度状態での量子もつれに関する普遍的性質の発見”の記事を掲載しました。

量子複雑性解析理研白眉研究チームがスタートしました。